6:耐震・免震・制振

すべての基本は「耐震」にあります。

 

 地震時の安全を確保するにはまず「耐震」(耐力壁)を十分に考慮し、耐震性能を上げることが必要です。

 

 耐震等級2を又は3を取得する住宅であれば、耐震等級1を満足する制振工法よりも安全性は高いと考えます。

 

耐震・制振・免震

 

 住宅を新築やリフォームしようと考えるとき、多くに人がその意識の差こそあれ耐震性を考えない人はいないのではないかと思います。

 

 少し興味を持って住宅雑誌を購読したり、勉強をすれば必ず「耐震工法・制振工法・免震工法」という言葉を目にすると思います。

それぞれが地震に対しての処置であることはわかりますが、それぞれが何であるのか、何を重要視すればよいのか、考えてみたいと思います。

 

地震対策においての基本は「耐震工法」です。

 

制振工法を採用する場合であっても、耐震工法にプラスすると考えてください。

同じく免震工法を採用する場合でも、耐震性能の低い建物ではその効果は限定されます。

 

 制振・免震それだけ単体では成り立ちません。

すべての基本は耐震にあることを忘れてはいけません、費用を低く抑えながら地震での耐久性を高める一番有効な手段は、構造的に整理された間取りとバランスの良い耐力壁の配置です。

そこを疎かにしては免震も制振も十分な効果は発揮されません。

 

 広告や誰かのお勧めを検討する前に基本的な考え方を家づくりのパートナーと整理し、理解して取り組むことが必要です。

 

 

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

be connected