小川町 「川風立つ腰越の家」2022 9月 ~  小川町での賃貸生活を経て土地から求めて移住です。

小川町に来た当初はいずれは奥様の実家のある長野への居住を考えてきましたが、お友達も増え程よい田舎感の小川町に愛着を持つようになり、林業ハイキングをきっかけに移住のための土地探しを始め、ゆったりと流れる川の近くの市街化調整区域ですが建築可能な既存宅地に巡り合い、新居を構えることにいたりました。

当事務所とは土地選定の段階から仮のプランニングや建築可能なことの確認など、パートナーとして帯同いたしました。

移住はいきなりではなく、やはり地域の様子が分かってからの方が安心できます。

 

小川町 川風立つ腰越の家

川風を感じながらシンプルに暮らす。

 

2022 9月~設計

2023 12月完成予定です。

 

大正時代の刻印があるこの川を渡る歩道橋

昔からの集落の中によい土地を見つけられました。

川からの風が心地よいこの地で暮らすことに決めました。

 

2022春の林業ハイキングにご参加いただき、地域とかかわりながらの住まいづくりが始まりました。

 

2023年末までに完成する予定です。


12.16 完成披露の見学会

新築のお披露目をさせていただきました。

狭い範囲の告知にも関わらず30数名のご参加でにぎわいました。

参加いただいた方は何かしら感じるところがあり足を運ばれたという共通項がある中でのお話でしたので楽しくできました。

 

まず地域の材でも家はできるのだということ

そして地域の材を扱うには木の扱いに慣れた地域の工務店がよいこと

その工務店を見つける方法

そしてエネルギーのお話し、無駄をなくして子供の子供の時代を考え今できることというお話し

そんなことをお話させていただき和やかな見学会でした。

ご参加ありがとうございました。

 

さて再度クリーニングして引き渡しは来週です。


11.23 近所を歩いてみた。

見学会を12.16にやるので車を置く場所から現場まで歩いてみた。

10分ほどの距離だけれど景色はいいし、歩くのが楽しい小川町腰越地区。

鉄の歩道橋は大正12年とある。

昔からの地域の大事な橋なんだろうな。

川沿いの桜並木も春には素晴らしい眺め、橋の上から東秩父の山波も美しい。

いい場所を選びましたね。

 

現場は今日は祝日でお休みです。

板壁作業が進行中でした。

何とか間に合うかなという感じです。

 

 


11.11 外壁左官仕上げが進みます。

外部は2階部分が左官仕上げ 1階部分は板張りとなります。

内部は階段工事や浴室工事が進んでいます。

 

見学会が決まりました。

12月16日に開催です。

ご参加お待ちしています。


2023.10 造作工事が進みます。

住む方が自ら磨いた桧の丸太。

仕事をするにはちょうど良い季節になりました。

現場では大工工事は構造部分が終わり仕上げの造作工事が進んでいます。

ほぼ部屋の雰囲気もわかるようになったところで仕上げに使い素材の打ち合わせを行いました。

とはいえ悩むほどの選択肢は無いのです。

漆喰・和紙・板張りがメインなので質感の確認という感じになります。


2023.08 よき日に上棟となりました。

 この絶景の地に居を定め、めでたく上棟を迎えました。

柱は全て桧でここから歩いてもいける小川の山林で伐りだし、杉と桧の梁はほぼお隣のときがわ町の山林で調達しました。

大量に使うにはこの地域の山林は個人所有が多く権利が小さいため出しにくい状況ではありますが、個人の住まいに使うには十分な供給体制があります。

 

 価値のある住まいとは何だろうと考えます。

例えば将来暮らしが変わり、家を手放さなければならなくなったとき、また、人に貸さなければならなくなったとき、一般の価値とは違うところで付加価値が出せ、その後の暮らしを住まいが助けてくれる。

この家なら住みたい。と感じさせる。

そんな価値のある住まいを考えています。

使われている構造材はほぼ室内に現れますが、いわゆる和風というものではありません。

素材の良さを生かした「シンプルな木の家」がコンセプトです。

 


2023.7月 セルフ地鎮祭と基礎工事

7月 ささやかなセルフ地鎮台を行い基礎工事が始まりました。

去年の11月に伐採された木材は低温乾燥後ただいま加工中。

8月の上棟を目指しています。

基礎のコンクリートが施工された段階で基礎の中を歩いてもらいました。

間取りのイメージもつかめますし、これも今しかできないことですからね。


11月 伐採を行いました。

11月です。

春に歩いた山林で柱に使う桧の伐採を見学しました。

造林のお話や木の特性など林業もすこし勉強できたと思います。

この山林から建設地までは歩いても行ける距離です。

まさに地産地消

このようなつくり方ができる小川町は素晴らしいなと思います。

 


12月です。

来年の建築予定のご家族と一緒に丸太の皮をむきました。

この丸太は柱で使う予定ですが少し太すぎたかな。

 

この時期の皮はすぐに剥けます。

まだ水分が多くてしっとりしています。

来年まで製材所におかせていただき、乾燥させます。

 

 


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