太陽光発電は乗せるべきですか?
みなさんエネルギーについては日々の生活に直接かかわることなので関心ごとですので、住まいの計画段階や、住まいの設計を仕事としている方からよく聞かれます。
エネルギー問題は住宅においても避けては通れない問題ですので、常に頭の中にあり、私の頭もふらふらしていますが、最近の答えはこうです。
今後バイオマスや太陽光発電はスタンダードになる方向に世の中は向かうと考えています。しかしまだ価格が高い、効率の面でもまだまだ改良の余地があるようです。そう考えるとたとえば20年後、30年後、住宅ローン完済後のタイミングで搭載してもようのではないかと思います。
新築時いきなりフルスペックにする必要もないのではないでしょうか。
お金がたまったらその時の効率の良い省エネ設備を搭載する。補助金も無くなっているかもしれませんが、確実に設備は安くなり、効率も上がっているはずです。
まだ、太陽光発電は補助金を考えても圧倒的にコストパフォーマンスは高いのです。
それよりはその費用を効率のいい省エネ設備に充てることをお勧めしています。
効率のいいとは、高性能の断熱材の使用や、木製サッシ、樹脂サッシ、遮熱ガラスの装備などです。
まず新築時は建物の基本性能をできるだけ上げる。
建物の基本性能を後で上げることは費用を含め現実的ではありませんが、屋根形状だけ当初から検討して置けば、太陽光はいつでもすぐに乗せることが出来るのですから。
その高い基本ベースの上で将来的なオプションとして太陽光を考えるのが得策ではないかと説明しています。
いつまで続くか判らない補助金制度に振り回されるのも得策ではないと考えています。
埼玉に住むがテーマです。
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