断熱材と言えば近年はウッドファイバーかウールブレスを使っている。
理由は在来木造のつくり方との相性の良さと製造エネルギーの小ささで単純に自然素材を崇拝しているわけでは無いんです。
ウッドファイバーにしろウールにしろホウ酸などの薬品は使われているわけで、却って無機質であるGWのほうがそのようなものは使われていないのであるから健康的かどうかという判断は難しい。
ただ確実に製造にかかるエネルギーは小さく、土に還る素材であることは重要なポイントなのである。
昨日は改めて自然素材系の断熱材であるセルロースファイバーの施工店に来ていただき新しい知識を吸収した。
国産の未販売である新聞紙であることがポイント
要は売れ残りの新聞ということ、廃品として出された回収新聞には何が混入ているかわからないのでまずは安心
植物性のインクを使用している新聞のみ使用しているところも合格
断熱性能はウールもウッドファイバーも多少の差はあるがほぼ同じ性能で壁であれば100mで長期優良は取れる。
今回改めて見直したのはその比重
55kg/㎥という重さ
ウッドファイバーも重く40kg/㎥
ウールに至っては15kg/㎥と軽くGWとほぼ同じ
重いことの利点としては遮音性が期待できるということ、外部の音が気になる場合や音を外に出したくない場合であれば選択肢として正解である。
もちろんそれだけで防音遮音が済むわけでは無いが効果はある。
心配していた重さによる経年沈下を抑制することも振動試験により25年は保証できるらしい。
25年か・・・
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