基礎の検討
実際にどのぐらいの荷重が基礎には掛かるでしょう。
仮に30坪総二階の在来木造で考えてみると屋根の仕上げや、外壁の仕上げにより増減しますが、おおよそガルバリウム屋根、モルタル外壁で350kn程度となります。
この数字の中には家具などの一般的な積載物の重さも加味しています。
実際には屋根勾配や建物形状によっても変わりますのでいちいち面積を算出し計算していきます。
この数字が出れば概略基礎の形状が決められます。30坪総二階の基1階面積は約50㎡ですから基礎の単位当たりの負担面積は350/50=7.0kn/㎡で約1.0㎡あたり7.0tの荷重を受けることがわかりますのでこの数字をもとに基礎形状は検討していきます。
もちろんぎりぎりでの設定では無くこの時にどれだけ安全率を見込むのか、それは設計者の考え方次第になります。
つぎは地盤の考え方です。
つづく・・近いうち
コメントをお書きください