基礎鉄筋工事のポイント
コーナは補強筋を入れます。
基礎の交差部はX方向Y方向別々の力が加わるので、特に外周部ではその力が大きいため補強は欠かせません。
補強以外にも鉄筋の継手が来る場合は、定着長さと言い鉄筋同士を重ねる距離が決められています。
応力(地震力が)加わった時に鉄筋がコンクリートと一体となり耐えるようにです。
鉄筋同士の重ね(定着)が足りないとコンクリートは引張力に負けて割れてしまうことがあります。
鉄筋は規格寸法があり必ず重ね部分が出てきます。
万が一重ねが無かったり少ししかない場合は必ず補強しましょう。
コンクリートを打設してからではわからなくなります。
しかしながら写真のように鉄筋が込み合ってしまうのもコンクリートが入りにくくなるので必ずしもいいことではありません。
その辺がなかなか難しいところです。
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