各部屋単位で丸鋼水平ブレスがとられていました。
このような細工は初めてみました。
小屋材には丸太を多用しているので火打ち梁が入れ難かったという事情もあるかもしれません。
主要な部分で母屋を梁から番線で抑えています。
おそらくは強風で屋根が飛ぶのを防ぐ目的だと思いますがこのような細工も初めてみました。
一度リフォームされています。
漆喰壁の上からサイディング・・・
なんちゃって石目風どうなんでしょうね。
しかもどうせ改修するなら筋交い金物補強とかなんとか考えない物だろうか?
本体はいいけどリフォーム業者はだめだな。
耐震診断の依頼を受け確認してきました。
昭和40年築
予想以上にしかりした建物で感心しました。
当時使われ出したばかりでしょうが羽子板ボルトやカスガイなどもしっかり使われています。
今の基準で言えば足りない部分も沢山あるけど真面目に造られたのことがよくわかります。
図面もないので図を起し、診断をして補強設計を行います。
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