がっかり文化財

大正建造物の名残りを残す武蔵豊岡教会は、明治28年7月2日に創立し、礼拝堂は大正12年12月5日に竣工しました。
半世紀以上経た今でもその様式美は人々の目をひきつけます。

 

というのはほんの少し前までのこと、国道16号の拡幅工事で曳家され、改修されました。

 

あーあやっちゃったな~

同じ角度からの写真はありませんでした。

確かにきれいにはなりましたが、まず外壁がパワーボードというのが最悪

アルミサッシもだめ

外部化粧柱も窯業系板に吹き付け

 

昨今の文化財改修はできるだけオリジナルに忠実に、というのが基本だと思うのだが??

元の外壁は味のあるモルタルスタッコでした。

 

文化財に詳しい方がかかわっているのでしょうが

いろいろ仕方のない理由、耐震補強であるとか、あったのでしょう。

が!

それにしても趣がない。

大体なんでパラペットなんだか意味不明。

 


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