石組の記憶-2

日高市の旧新井家の空積

自転車で石のサイズがイメージできるかなかなり大きなものです。

高さも4.0m近くあると思います。

右下の方はモルタルで一部補修跡が見られます。

素晴らしいですね。

見ていると規則性が分かります。

セメントやモルタルを使わないので石と石の隙間には植物が根を張り、小動物の棲家にもなる空積

 

ここ日高市から飯能、毛呂山、小川町などにはまだまだこのような石積が残ります。

でもこんなに大きな石組はおそらくここでした見ることができないと思います。

 

石の種類や石のサイズなど地域で取れるものを使うのでそれぞれ地域性があり面白いのです。

 

表面に見えている石の裏にも裏込めといい医師が組み込まれているはずです。

裏込めには石のほかに赤土や消石灰、砂なども使いつき固められているらしいです。

 

実際感覚的にこの高さの石組でも下にいて不安を感じさせない。というところが凄いところ。

 

 

 



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