杉戸町の古民家改修は屋根瓦を下ろし軽くなったところで懸案だった不動沈下による傾き改善です。
最大16センチあった沈下を10t と6tのジャッキを数台使い1日かけて約12cm揚げました。
もうこれ以上は仕口に負担がかかり危険という判断からここまでとしました。
後は造作でレベル調整です。
次の段階は歪み直しと引き起こしにチャレンジで、不動沈下で傾いていたので沈下した側を上げれば治ると思っていましたがそうではないのですね。傾いたまま上がるというか癖がついているのかどうなんでしょうか
技術力と経験とある意味仕事マニアじゃ無いと出来ない作業です。
私はヒヤヒヤして見てるしかないのでした。ミシミシ。ミシミシ。
by福弥建設さん
それにしてもこのスパンでこの柱の少ない本数。
現代のつくりではありえないですね。
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