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原寸図と無双窓

 さぼりにさぼりなんと1年半ぶりのブログとなりました。

もう少しこまめにお伝えしていこうと思います!

 

今年の春に竣工した川越三変稲荷の家改修工事

薪ストーブを入れたので薪棚を作りました。

薪棚は既製品のスチールラックを使い簡単に屋根をかけただけです。

薪がこぼれないように両側で支えている板にご注目、図面が書いてあります。

 

 現場では大工さんや建具屋さんが細かな納まり図を原寸(実寸図)をよく書きます。

これもその一つで余った板に玄関引き戸上の無双窓の原寸を書いています。

すでに用はないものですがもったいなくて燃やせないとのこと、なんだかうれしい気持ちになりました。

 

 その無双窓とは換気のための窓で近年は断熱的な弱点や、和のつくりが減ったこと、施工が大変なこと、などの理由で作られることが少なくなり大工さんや建具屋さんでも作ったことのない方が多い失われつつある換気窓です。

断熱機能と換気機能を天秤にかけ今回は採用しました。

 

こんな換気用窓が無双窓 ガラスがない時代からある換気窓

 


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