販売価格の比較です。

 

販売はいろいろなルートがあり、材料の規格厚さも違い一概に金額差を決め付けることは出来ませんのであくまで参考価格です。

比較しやすくするために㎡単価に均してあります。

 

  1. フォレストボード    40mm   : 1.966/㎡ (代理店調査)
  2. セルロースファイバー 100mm : 2.000/㎡ (王子製紙 吹き込み工法)
  3. 羊毛断熱       100mm  : 2.220/㎡  (セルフィシュ エコール100バージン100%)
  4. 羊毛断熱       100mm : 1.700/㎡   (リサイクル80%+ポリエステル20%)
  5. 炭化コルク      50mm  : 4.800/㎡  (トッパーコルク)
  6. GW10K       100mm :   760/㎡ (旭ファイバーガラス)
  7. GW16K       100mm : 1.060/㎡  (旭ファイバーガラス)

 

以上ですがこれでは性能が違いますので十分な比較にならないので、次世代省エネ規準を得る厚さにて換算比較します。(関東地区の壁の規準にて算定:熱抵抗2.2)

 

  1. フォレストボード :熱抵抗2.2=97mm     4.770/㎡
  2. セルロースファイバー :熱抵抗2.2=75mm 1.500/㎡ ( セルロースのみ吹き込み工法なので施工費含む)
  3. 羊毛断熱  :  熱抵抗2.2=73mm     1.620/㎡ (バージン100%)
  4. 羊毛断熱  :  熱抵抗2.2=110mm   1.870/㎡ (リサイクル80%+ポリエステル20%)
  5. コルク    : 熱抵抗2.2=91mm      8.730/㎡

GW10k    :熱抵抗2.2=110mm  836/㎡
GW16k    :熱抵抗2.2=100mm  1060/㎡

 

参考:材料厚さ/熱伝導率=熱抵抗にて算定


GW10Kのコストパフォーマンスは抜きん出ている。さすが断熱材の王道
でも110㎜は実際には柱巾に納まらないので次世代では使用できない。

リサイクルウールも使用できない。

フォレストボードも実際には2枚重ねは無理であろう。

コルクは金額的に趣味の領域に入っている。

現実的には自然素材系の断熱材選定としては次世代省エネを考えるとセルロースファイバーと羊毛100%になりそうだ。

ただ、フォレストボードの外断熱とリサイクルウールの内断熱などの複合も考えられなくは無い。

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