侵入されにくい家とは
一番簡単なのは常に「誰かがいる家」にすることですね。
灯りがつて人の気配がある家には侵入しにくいものです。
ただ実際に常に家に人がいることはできませんね。
それなら、「いるように見せる」演出が大切です。
長期の旅行などで不在の時、どうしますか、窓にはシャッター、新聞受けには溜まった新聞、これでは「今留守にしています!」と周囲に語っているようなものです。
窓シャッターは確かにその窓に対しては有効です。しかしすべての窓にシャッターを付ける家は普通ありません。
小窓の面格子などは留守とわかり、時間をかけて取り組めば破壊することは簡単です。
そこで有効な対策としては、灯りをつけて出かけることです。
外灯では無く、建物の中から灯りが漏れるようにし手置くことが大切です。メインの照明では無くてもリビングやダイニングの間接照明で十分です。
レースとカーテンを程よい感じに灯りが漏れるように工夫し、照明をつけておきましょう。
要は人がいるような工夫です。工夫してみましょう。
蛍光灯やLED照明にすれば電気代もさほどかからず、十分な防犯効果があります。
郵便物を考えましょう。
ポストの新聞はたまらないように新聞屋さんに休配をお願いしましょう。
郵便の場合はあらかじめ差出人に局留めでと指定しておけば、自宅のポストに入らないようにできるようですが、全ての郵便物を局留めにはできません。
そんなことを考えると、ポストを選ぶ時は大きめで中が見えない物にしておきましょう。
一見防犯とは関係ないように感じますし、もしかしたらそんなことで侵入が防げているのかもしれません。
防げた場合の効果が実感できないのが残念なところではありますが。
また、隣近所やお友達に回収してもらうのもいいですね。
03 外構で考える へつづく