時計の針を少し戻して、未来に負担を回さない。
工業製品に頼る家づくりとは異なる知恵がそこにはあります。
材が細ければ合わせて使う。曲がりがあればそれも楽しい。
今あるものを活かすのが地域材の家づくりであり、その知恵を十分に活かしてこそ価値のある住まいになると思います。
1軒の家が出来上がる。住まいはそこから長い一生が始まります。家は愛着を込めて手をかけると答えてくれるものです。そしてだだんだんと馴染んでいく。
簡素で身の丈に合った家がいいのですが、その見極めはなかなか難しいものです。住まいの本質をきちんと見極めなければなりません。
家の材料はできるだけ地域で産出するものを活かし特別なものは使わない。輸送手段が発達していなかったころ先人たちは木も土も瓦も紙も、近くにあるものを使いました。トレーサビりティーなどという言葉が無い時代の家づくり、そのいいところを現代に活かしています。
そのような住まい手さんの見極めに少しでも役に立てるように取り組んでいきます。
また来年開催します。
今年1回目の学習会林業地ハイキングを開催しました。
去年より1ヵ月前倒しで開催いたしました。
新緑がまぶしい里山林業地を歩き、良い建築材にするための苦労など山地主さんのお話を聞きながら≒1時間散策しました。
小川町周辺の林業の特徴
第4回パッシブ学習会はお天気も良く開催できました。
今回は14名ほどのご参加いただきました。
今年の4回の学習会のテーマはパッシブな暮らし
要は「受け身で暮らす」=薄味な快適さを求める
そのためにどんなことに注意して何を工夫すればいいのかなどをお伝えしたかったのですが、なかなか難しいなと感じました。
何か一つでも学びになり、皆様の暮らしに役立てていただけたら幸いです。
参加してよかったというお声も聞けてよかったです。
今回は薪ストーブのプロと太陽光発電のプロ、木材のプロそれぞれのお話を聞いて木材は低温乾燥庫の中まで入り体験しました。
私も勉強になったところは
薪ストーブ:建物の高断熱化により薪ストーブの小型化=初期燃焼で室温を上げ維持する考えで、継続した薪の投入が必要なくなってきている。
太陽光:リサイクル体制の整備が進められている最中で今後廃棄物委処理に回る部品が少なくなる。
また現状では蓄電池を整備するより、電気自動車に蓄電が有利などです。
打ち合わの折に私もお伝えしていこうと思います。
来年も形は変わるかもしれませんが薄味化暮らしのセミナー開催していこうと思います。
ありがとうございました。
今回協力:エルガ太陽光発電
アリュメール 薪ストーブ
彩の森 林業組合
セミナーの中で資料の説明で気象データの確認先を気象庁のHPと説明しましたが間違いでした。
こちらです。気象庁のデータを整理したサイトです。
3月20日 パッシブハウスセミナーを開催しました。
NPO小川町自然エネルギーファームさんとの連携で、学習会と銘打ちました。
Zoom開催で10時から12時まで、スタッフ入れて≒18名のご参加をいただきました。
ご参加いただいた方々ありがとうございました。
その土地のありよう、お日様の当たり方や風の通り方をよく観察すれば自然のエネルギーを有効に使うことができます。
設備優先の快適さではなくできるだけ化石燃料の使用を減らしながら快適さを追求しようという考え方です。
それは薄味の快適さとも言えます。
そのようなお話をさせていただきました。
ご興味おありの方はPDFを添付しておきます。ご覧ください。
次回は外に出て住まいに使う山林を見て歩く勉強会をやります。
パルシステム埼玉さんとの提携セミナー
「老後のわがまま住宅」リフォームリノベーション勉強会
午前中は座学
ファイナンシャルプランナーのお金のお話
私のお話
工務店さんのお話
午後は
ワークショップという名のお悩み相談会となりました。
みなさん住まいの改修に悩みはつきもの
どう治すのか
いくらかけるのが現実的か
おかねを使い切ることが心配
どこに工事は頼めばよいのか
60歳からのというテーマなのでみなさん同じ世代
もう失敗はできない年ですからね
慎重に行きましょう。