カテゴリ:構造


31日 3月 2016
各部屋単位で丸鋼水平ブレスがとられていました。 このような細工は初めてみました。 小屋材には丸太を多用しているので火打ち梁が入れ難かったという事情もあるかもしれません。

04日 2月 2016
物置 物置なのに素晴らしい木組み 昔は自分の裏山の林から木を伐り出したり、近くの山林から調達しました。 なので母屋には太く良い材木が使えても、物置まではなかなかよい材料が回らないことがありました。 大工さんはある材料を上手に使います。 太い梁で大きく受けることが出来ないときは小さな梁で荷重を分散させることを考えます。...

14日 12月 2015
基礎鉄筋工事のポイント コーナは補強筋を入れます。 基礎の交差部はX方向Y方向別々の力が加わるので、特に外周部ではその力が大きいため補強は欠かせません。 補強以外にも鉄筋の継手が来る場合は、定着長さと言い鉄筋同士を重ねる距離が決められています。 応力(地震力が)加わった時に鉄筋がコンクリートと一体となり耐えるようにです。...

10日 12月 2015
スペーサー 2タイプ 土間用スペーサー コンクリート製80mmタイプ 立ち上がり面用 ドーナツスペーサー80mmタイプ 当事務所では土間も立ち上がり面も(地盤面下)外部に対して80mmのコンクリートかぶり厚がデフォルトです。 かぶり厚さは建築基準法でも定められ、基礎に関して地中部分は60mm以上です。...

18日 11月 2015
加工の打ち合わせをしました。 こぐまさんの家 ほぼ全ての主要な構造材が室内に現れて(見えて)くるので打合せは大変なんです。 月曜日に大まかな部分を打ち合わせして、今日また担当者と詳細を詰めました。 今回はこちらで加工します。 日本住建 ときがわの材を山越えて飯能の加工工場で加工、現場は上尾市なので埼玉で完結

18日 6月 2015
基礎の検討 実際にどのぐらいの荷重が基礎には掛かるでしょう。 仮に30坪総二階の在来木造で考えてみると屋根の仕上げや、外壁の仕上げにより増減しますが、おおよそガルバリウム屋根、モルタル外壁で350kn程度となります。 この数字の中には家具などの一般的な積載物の重さも加味しています。...

08日 6月 2015
そもそも基礎とは…その一 現在当事務所の設計の住まいが2軒基礎工事中です。 基礎があるのは当たり前、当たり前なことですが整理してみると基礎の大切さがよくわかります。 基礎の役割 建物の自重を受けてしっかりと受けること。受けただけでは足りません。受けた自重を地盤に荷重を伝えることが役割です。...

16日 2月 2015
奈良町の家 基礎の立ち上がりコンクリート工事が終わりました。 手前の長いボルトはホールダウン金物といいまして土台を貫通し、基礎と柱を直接緊結し、柱の浮き上がりを防ぎます。 柱の浮き上がりとは 筋違という斜めの構造部材が取りつく柱では、地震の時に柱が浮き上がる現象が起きます。 イメージとしては三角定規...

31日 8月 2014
仲間の工務店の現場見学会にお邪魔しました。 梁は米松という輸入材ですが手刻みなのが見て分かります。 束も込栓ですね。 木造に詳しい人じゃないと判らないお話ですが、注目は天井板(化粧野地板)が登り方向に貼られています。 上から(外から)張っているんです。 その上で断熱を入れ垂木を組みさらに野地の上に空間を取り、置き屋根としています。...

ブリジストン免震資料をお借りしました
18日 2月 2014
すべての基本は「耐震」にあります。  地震時の安全を確保するにはまず「耐震」(耐力壁)を十分に考慮し、耐震性能を上げることが必要です。  耐震等級2を又は3を取得する住宅であれば、耐震等級1を満足する制振工法よりも安全性は高いと考えます。

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