心地よく住みやすい、そんなプランを目指しています。
プレゼン段階のプランです。
まずはお話から始まり、建て主の方の暮らし方を想像しながらこちらなりの提案をお出しします。
細かな要望はそのあとで大丈夫です。
あなたの暮らしにあった「住まいづくり」のヒントがあれば幸いです。
※ おことわり
ここに載せている計画案は実際に進行中もしくは実際に暮らしがあるプランニングです。
平面プランはプライバシーにかかわる部分もありますので残念ですが、未掲載とさせていただいております。
平面プランに関しましては別途お問い合わせいただ頂いたうえでの公開とさせていただきます。
模型はこちらです。⇒モデリング
しっかりとした構造躯体の中で開放的に暮らす。
部屋ごとに機能性を割り振ることをやめ、フレキシブルに使えれば
将来の暮らしの変化にも耐えられます。
骨組みのベースとなるのは昔の田の字プラン
構造を単純化することで耐震性も増し、可変性も高くなるのです。
すこし汚れるのもだけど家の中に入れたい。とか
雨の日でも外の感覚で遊びたい。とか
マキストーブを入れたい。とか
室内と室外の境界にある空間は暮らし方によつてはとても魅力的な場所になります。
改めて部屋として土間スペースをとるのは難しくても、玄関などアプローチ部分を兼ねると意外に楽しいプランになります。
良い家をつくるには、能力のある設計者、技術のある工務店
との出会いが絶対に必要です。
でもそれ以上に大切なことは「自分たちの暮らし方」をイメージすることです。
「こんな暮らしがしたい」
「家族で大切にしたいこと」
依頼先や材料ましてや工法にこだわる前に大切なのは
「自分たちの暮らしにあった住まいとは」
をじっくり考えてみることです。
家をつくることは未来をつくること
日本の住まいは残念なことに短命です。
日本人の性格もあるのでしょうが、暮らしの変化に対応できる家が造られてこなかったのも事実でしょう。
次の世代に引き継げる家を本気で考えなければいけません。
家づくりをイノベートしたい。
コンパクトにまとめて、なおかつ引き継げる大きさはどのくらいでしょうか。
「蜜柑の木の家」2011
まだ暮らし方が漠然とした中で提案をさせていただきました。
多機能なダイニングには大きなテーブルを置いて寛げるスペースに、また、ダイニングは暮らしの中心です。洗濯物を干したり家事の拠点にもなります。
2階の階段ホールは洗濯物を干したり、みんなの書斎でいかがでしょう、サブリビングとして使えるといいですね。
現在2世帯住宅としてプランです。
せっかく縁あって一緒の屋根の下に暮らすことになったのですから、「完全分離」は寂しいものです。お互い楽しく暮らせるような工夫をしてみたいと思います。
間取りは動線が大切と言われます。
確かにどう動くかは毎日の暮らしに直結するわけですからおろそかにはできません。
動きは平面だけではなく高さ方向も同時にイメージしましょう。
上の人の気配が感じられるつくり方も
上の音を伝えない工夫もプランニングの段階で工夫できます。
優の家
川越で計画中の2世帯住宅です。
玄関土間を広く取り、世帯を柔らかく分けますが、家族の気配は伝わります。
お互い我慢するのでは永く住めませんね。
好き勝手に暮らす部分と干渉しあう部分の按配が大切なのだと思います。