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2012秋口にメールにてお問い合わせをいただきました。
初めてのメールを頂いたときはメールに書かれていた住所に驚きました。
「上越市」?=雪国につくったことないし!
ぐらいしか頭に浮かびませんでした。
よくよく読んでみると、仕事の関係で家族みんなで川越に2013年の春に越してくるとのことでした。
残念ながら春に間に合わせることはできない旨のお返事とともに、土地からの家づくりのため土地の評価をまずさせていただき、じっくり土地を吟味し、資金計画を立てることをお勧めし、お付き合いが始まりました。
遠方のため打ち合わせも限られますが、幸い現代はメールという方法である程度のやり取りはできます。
プランを提示するとともに予算のお話をし、家づくりの考え方のお話もしてお問い合わせから約3か月後のお正月の設計契約となりました。
3世代が住む楽しいお家を設計します。
この地域には細川紙という伝統的な和紙が存在します。
ただの伝統文化としての工芸品では無く、しっかり使う。普通に使う。ということが大切なのだと考えています。
今回は襖に使う40枚をご自分で漉いていただきました。
指導はときがわ町 和紙工房谷野さんいご協力いただきました。
屋根瓦が載りました。
防災瓦といいます。
陶器瓦の中では平瓦は軽量です。
また、近年では埼玉と言えど竜巻の被害が報告されています。
しっかり固定し尚且つ耐風圧を考慮した選定です。
屋根換気の通風口が見えます。
秋晴れの空の下で上棟しました。
よかったよかった。
神主さんも大汗
建て主さんも朝5時からの草むしりで大汗
記録的に暑い日でしたが、しめやかに執り行われました。
おめでとうございます。
2月末の引き渡しを目指します。
8/20確認許可が下りましたので長期優良これから申請で、月内認定予定です。
工務店2社に見積もり依頼をして約1か月たちました。
何度か修正と検討を繰り返し、工務店と工事契約の段取りが取れました。
契約日は8月の第一週吉日と決まり、地鎮祭の日程と工事前の近隣挨拶の日も決めました。
資金はフラット35S+自己資金ですが、フラット35Sは融資日が引き渡しとずれがあるため、1か月ほどつなぎ融資を受けた頂くことになりました。
また、長期優良住宅の補助金も予定しています。
初めてお問い合わせをいただいたのは去年の10月23日 上越市からのお問い合わせで、埼玉に越してくるのだけれども、というお話からでした。
2世帯の生活を土間とストーブが間で取り持つ暮らし方です。
ひと段落ですね。
これからの設計の仕事は監理になります。
冬に伐採した100年物の杉の皮をときがわ町で剝きました。
OBのご家族や一般参加の方などスタッフをいれると40名近い人数になりました。
5月にしては暑い一日でした。
みんな気持ちのいい汗がかけたとおもいます。
この柱は玄関の吹き抜けに使います。
土台から小屋裏まで突き抜けます。
設計関係も大分まとまってまいりました、これからはお金のやりくりなど現実的な局面に入ります。
山に行きました。
山に行きました。
小さいのも小さいステップで登ります。
大きくなっても覚えていてくれるといいな。
たぶん覚えてくれているだろうな。
「家づくりの思いで」=「暮らしの思いで」=「住まいが子供にできること」
皮を剥いて丸太のまま吹き抜けに使う柱を伐採しました。
太さよりもまっすぐ伸びているものを探してもらいました。
細く見えるけど年輪は120年ぐらい根回りで周囲1.0mぐらいはあります。
全長では25mぐらいはありますので、その上は150角の柱その上も、その上も使えます。
ちなみに杉です。
ご協力いただきました。(協)彩の森とき川・井上緑化様ありがとうございました。
初めてお問い合わせをいただいたのが10月23日でしたので、ちょうど3か月目に設計契約となりました。
ラフプランを作ったりいろいろお話をしたり、3か月前から設計は始まっていたようなものですが、設計契約書という書面にし、責任の範囲と報酬を取り決めました。
本格的な設計はこれからだけれど、この3か月で家族の思いや、暮らし方、大切にしたいものなどが見えてきました。
目で見える効果があるわけでもなく、結局形に残らないこの3か月のやり取りだけれども、私たち(家をつくるものとしての建て主・設計者)にとって本当に価値のあるものごとは往々にして、このような効率の悪い時間の中にあるのだと思う。
形にはならなくても無駄な行為ではない。
私はそう考える。実感として、そして経験則として。
枝葉はたくさん出てきても幹がしっかりしていれば概ね問題はないのです。
方向性と意識の共有もできました。
良いお家をつくらせていただこうと思います。